今野 淳一

今野 淳一

酒田本社 システム技術部
AIエンジニア 今野 淳一

新たな技術への挑戦が地域の未来を拓く

入社のきっかけを教えてください。
実は、私はもともと山形とまったく縁がなく、埼玉出身で仕事もずっと首都圏でやっていたんです。ですが、妻の実家である酒田に引っ越すのを機に仕事を探し、縁あって2020年に中途で入社しました。
現在担当している業務を教えてください。
システム技術部システム技術2課という部署で、システムの開発やAIの共同研究を行っています。入社するまでAIに携わったことはなかったので、完全に0からのスタートでした。
0からどのようにスキルを積んできましたか。
社内ではAI関連のセミナーを無料で受講できましたし、あとは自分で勉強を進めてきました。必要なスキルは、データを解析するような力ですね。統計学やプログラミングの知識も近い分野になります。昨年(2021年)、業務内で勉強する時間を確保できたので、(一社)日本ディープラーニング協会の「E資格(エンジニア資格)」を取得しました。社内には自分ともう一人、この資格をもっている人がいますよ。
初めての分野だと、大変なことも多かったのではないでしょうか。
そうですね。最初は、専門用語ばかりで何を言っているのかまったく分かりませんでした。ですが、慣れるにしたがって、意外と難しくないなと思えるようになってきました。普通のプログラミングではできないこともAIではできるので、それが面白いんですよ。
AIなどの分野には、以前から興味があったのですか。
学校を卒業してからはお酒の営業をしていて、その後プログラマーに転職したのですが、割と古いシステムの開発やレガシーな仕事が多かったので、新しい分野に挑戦してみたいと思っていたんです。酒田で仕事を探していたとき、管理システムならAIだったり最新の分野にチャレンジできるということを知り、入社を決めました。もともと、新しいチャレンジをすることに抵抗感はなくて、むしろ面白さを感じるタイプなんです。
一日の平均的なスケジュールを教えてください。
だいたい1日8時間のうち、1~2時間は打ち合わせ、6時間くらいは画面に張り付いて開発をしていることが多いです。意外と、社内や社外での打ち合わせも多いんですよ。なかなか直接顔を合わせてお話できないお客様もいらっしゃいますが、できれば直接お伺いして説明するということを大切にしたいなと思っています。
社内はどのような雰囲気ですか。
フラットな雰囲気で、庄内弁が飛び交っています(笑)。やはり、みなさんIT系のエンジニアなので、パソコンやネットワーク機器に強い方が多いですし、新しいことにもチャレンジしやすい環境だと思います。関東出身者からすると、山形は非常に働きやすいですし、暮らしやすいところだと感じています。
山形暮らしの印象はどうですか。
雪はすごく多くて、1、2時間雪かきをする日もありますが、体を動かすのでリフレッシュになりますね。それに、通勤時間が短くなった点は良かったです。今までは満員電車に長時間乗らなければいけなかったので、そこは暮らしやすいポイントではないでしょうか。また、酒田は美味しいものもたくさんあるので、休日はよく妻と一緒にラーメンを食べに行ったりして過ごしています。
今後の目標を教えてください。
AIの方の経験がまだまだなので、これからさらに実績を積んでいきたいです。